零とIと祈りの振り子

優しく響くのは　名も知らぬひとの声
まどろみの中で　語りかける様に歌う
spini anim praya　忘れないで昨日を
spini anim praya　命を繋ぐ言葉

降り注いだ木漏れ日に　目を覚ました
私の手にあるのは　悲しい歌
それは遠い昔の記録　遙かな贈り物

チクタク　チクタク　鼓動を与え
チクタク　チクタク　歯車回す
チクタク　チクタク　零の世界を変えるIを刻む

優しく響くのは　名も知らぬひとの歌
全てが消えてゆく　悲しい零の物語
spini anim praya　私への道標
spini anim praya　Iを育む言葉

鼓動をこの胸に　刻む度生まれ来る
彼らに願うのは　悠久に描く物語
spini anim praya ささやく祈りの声
spini anim praya 振り子と鳴り響くよ

伝え聞いた最果ての　森深くに
永久に響く歌を　奏でる少女
こんな寂しい場所にひとり　早く出ておいでよ

チクタク　チクタク　鼓動が走り
チクタク　チクタク　歯車軋む
チクタク　チクタク　零の世界を創るIに触れた

記憶に浮かぶのは　名も知らぬひとの声
まどろみの中で　語りかける様に歌う
spini anim praya　忘れないで世界の
spini anim praya　命を示す鼓動

私を戒める　名も知らぬひとの歌
零の物語は　悲しいことばかりじゃない
spini anim praya　儚い時の中で
spini anim praya　自由に生きる明日を

鼓動をこの胸に　刻むこと忘れても
僕等は生きていく　これからはもうひとりじゃない

spini anim praya　僕等の祈りの声
spini anim praya　振り子と鳴り響くよ