作詞作曲:hinayukki
歌唱:KAITO V1
静かな粉雪に 冬の訪れ知る
積もるそれは まるで砂のように
踊り落ちる雪が いつか見たあの日を
僕の記憶の底から呼び起こして また廻り始めた
いつか 君がくれた物 いつまでも
僕の胸の中で 降り注いだ 雪時計
あと どれほどの時
残されているのだろうか
込み上げる想い 溢れ出す
頬伝う涙が一つ 零れ落ちた
届いた手紙から 伝えられた言葉
「サヨナラ」と最後に 君の名前
強く綴られた4文字の その横には
淡く滲んだ 大粒の涙のサイン
僕は その意味分からず
会うこともなく 別れを告げた
今思い知った 何故あの時
君に会わなかった?
「サヨナラ」の 理由も聴かずに
過ぎた時は もう戻らないと
擦れ違う 人たちが
僕に 教えている
いつか 君がくれた物 いつまでも
僕の胸の中で 降り注いだ 雪時計
今なら 言えるはず
止まらない時 嘆くより
君の 支えになる言葉を
君が眠る その時まで 傍にいるよ
いつか 君がくれた物は
いつまでも 僕の胸の中
最後の欠片 落とし
止まる 雪時計