作詞作曲:hinayukki
歌唱:KAITO V1
永久に消えぬ血の嘆き 死せぬ呪よ
生き続ける虚しさを誰が 気付くというのだろう
天神がたもう恵み 雨水に乞う
大地に眠る彼の元へと 我が身誘い給え
色鮮やかなる草花も 広大に広がる空さえも
今となっては色褪せて唯の灰色の紙切れの如く
瞳閉じれば微笑む君よ 貴方はどんな顔だったろう
朽ちぬ身体というのに記憶は薄れ 滅び崩れて逝くのか
忘らるる想いよ風に乗り 消え逝く前に彼の人の元
潰えた道辿り着くまで 私のこの心届けておくれ
あれからどれほどの時流れたのか
遂に腕を動かす事も適わぬようになった
されど鼓動は鳴り止む事知らず この身を生かし続ける
人ヒトリいぬこの地で 尚も生き続けろというのだろうか
唯一動くこの唇で乞い唄を紡ぎ謳い奉る
天神よ大地に眠る彼の元へと我が身を誘い給え
忘らるる想いよ風に乗り 消え逝く前に彼の人の元
この身は共には逝けぬとも 我が心だけでも届け給え