暁炎

幾度も　幾度も

数え切れぬほど流れた　血と涙の雨

この世は　闇に覆われた 常夜の牢獄

誰もが願った　暁の空を　無情な月に祈り

やがて灯る炎

その光　今は小さく　儚い夢だとしても

いつの日か　一は千へと変わるだろう

そう遠くはない未来

我らが御旗のもと集え　揺るぎなき心持つ者よ

暗き道を照らして行こう　種火を手に灯し

この咆哮は闇を穿ち　明日への扉は開かれる

星は隠れ　月は沈み　朝を迎える

いつかその日が来る

幾度も　幾度も

咲いては散りゆく　命の中

強く燃ゆる炎は　闇を照らしだす希望の光

勝利を信じて　いつか夜が明ける　世界を夢見て

君へ託す

その光　絶やさぬよう　 灯る種火は

残された者たちへ受け継がれ　千は万へと変わるだろう

今こそ立つべき時

交わした誓い　胸に刻み

己が剣を　空へ掲げ

果てぬ道を　共に行こう

長き夜を越えて

この咆哮は闇を穿ち　明日への扉は開かれる

星は隠れ　月は沈み　夜明けは来る　暁は今

何度でも掲げよう　我ら志はひとつ

闇夜を穿つ　明けぬ夜など無いと

暁はその信念に応える