古今煌々//生々流転

西へ東へ今日も往く　幾億の時を数え
生まれ出づるもの　死にゆく命に触れて

出会い別れを繰り返し　流れゆく時を巡る
明日もまたひとり　まだ見ぬ景色を望む

この塵芥の世　藻掻き彷徨い揺れる
宛ら泡のように　
燦々と降り注ぐ陽に向かう

僅かな時間にも　喜怒哀楽を灯す
空に咲く花火のように
燃えて散るその刹那　煌々と

歌えや　泡どもよ
かそけき命　うたいて語れ
踊れや　儚きものならば
花と散らせて終えや

歌えや　泡どもよ
一から百の　時を数えて
生々流転の　儚きものならば
花と散らせて終えや

歌えや　泡どもよ
踊れや　花と散らせ

北へ南へ何処へゆく　幾億の時を耐えて
縁を結ぶもの　死にゆく命を抱いて

人は移ろうものなれば　流れゆく時を紡ぐ
それが世の定　受け入れるべき理

塵芥の世　藻掻き彷徨い
泡沫を生きる花火のように
燃えて散るその刹那　煌々と

歌えや　泡どもよ
水面を出でて　何を為すのか
生々流転の　儚きものならば
花と散らせて終えや

歌えや　泡どもよ
一から百の　時を数えて
踊れや　儚きものならば
花と散らせて終えや

歌えや　泡どもよ
かそけき命　うたいて語れ
生々流転の　儚きものならば
花と散らせて終えや

西へ東へ今日も往く　幾億の時を数え
生まれ出づるもの　死にゆく命を眺め

出会い別れを繰り返し　流れゆく時を巡る
明日もまたひとり　まだ見ぬ景色を望む

古今煌々と　輝く命を望む