作詞作曲:hinayukki
歌唱:MEIKO V3
気付けば暗い社の中 私はひとりでした
大切だったものは全て 失くしてしまいました
私の願いが叶うなら 彼らの運命が変わるなら
帰らざる記憶の海を捨て 幾億の時を渡る
見慣れた景色の面影は 過ぎ去りし日の現世か
在るはずのない色を加え 記憶の舞台を描き出す
嘗ての愛しき同胞は 同じ顔した知らぬ人
共に立つことは許されぬ 孤独を胸に抱いて
私の全てを賭し 護りたいものがある
たとえこの身が その眼に映らなくとも構わない
見慣れた景色の面影も 過ぎ去りし日と消え失せる
この手の先に枝を分かち 生まれいずる新しき史よ
幾度もなく問われ続ける 選ぶべき答えは何処か
二度と繰り返しはしない 血濡れた運命を覆せ
嘗ての愛しき同胞と 過ぎ去りし日の私の手
共に立つことは許されぬ 時を分かつは枝の護人